地元の友人と飲んでました。そこの居酒屋のお姉さんがかわいくて、友人のひとりがしきりにはしゃいでいたので、彼氏がいないことを確認したのち、連絡先を渡しました。僕が。
連絡先は友人のものです。新しい年が、すばらしいものになることを願ってやみません。(善人顔)
ビッキー・ホリディです。
前の会社の上司に、「モテたいなら情報を集めるんだ。それで共通の話題を作り出せ」という指南を受けたことがあったんですよ。
訪問販売の営業をやっていたのですが、仕事でもその地区の情報を集めて営業をかけたり、お客さんから雑談がてら情報を仕入れたりと、まあ、同じようなことをやっていたわけです。
なるほどな、とは思ったんですが、そのときはそれで終わりだったんですね。
で、最近になって、その言葉の意味がようやく理解できました。なんていうか、いつの間にか同じことをやっていたんですよ。
職場の後輩と喋っていて、「普段マンガとか読むの?」から始まって、「最近読みたいんだけど、どっから手をつけていいかわかんないからオススメ教えて」って言って、それを実際に買ってきて読む。で、「読んだよ!」って言って感想を言えば、向こうも「あのシーンがよかったですよね」と、多少なりとも盛り上がるわけです。
とにかく、向こうの好きなものを聞いて、調べて、話のタネを作る。
まあ、付き合いたいとか、そういうのは抜きで、ただの雑談のタネとして、それをやっていたわけです。
いろいろマンガを勧められて読んだ中に、『アオハライド』があったんですよ。いま映画やってますよね。
マンガを読んでいただけにちょっと気になっていて、先週、その後輩を誘ってみたわけです。
「本田翼の演技が残念だから」という理由で断られましたが。
で、一昨日、職場で会ったときに、「休みいつですか?」とその子に訊かれて、なんだろって思ってたら、「『アオハライド』観に行きましょう」って言われたんです。
どういう風の吹き回しかわかりませんが、とにかく、そういうわけで今度行くことになりました。
そう、つまり、きっかけはどこにでもあるんです。なければ作ればいいんです。
興味もないことでも、ちょこっと調べてみて、「ああ、確かにこれかわいいね」とかでもいいんですよ。
興味のないことを、わからないからいいや、ではなく、訊く。そうすれば会話はできます。
で、その会話の流れの中で「へえ、じゃあ今度連れってよ」と言ってみて、ダメだったら、また機を見計らって、「で、いつ行くの?」と言えば、このあたりで行く気があるのかないのかわかります。
と、冒頭でお話したように、「モテたいなら情報を集めるんだ。それで共通の話題を作り出せ」を知らぬうちに僕はやっていたわけです。
なるほど、こういうことかと思いました。情報を集める、というのはつまり相手に興味を持つことです。僕の場合はマンガでした。
先輩って偉大だなあ、と改めて思いましたね。
果たして僕はいま、先輩らしいことをできているのか。
それは神のみぞ知る、もとい後輩のみぞ知る、といったところでしょうか。
コメントをお書きください