来週、ディズニーランドへ行ってきます。何年ぶりでしょうか。高校生以来です。
職場の人たちと5人で。僕以外、女性というアレな感じで、男性も誘おうよと提案したのですが、あの人は嫌だこの人も嫌だで、最後のほうは僕、白目むいてました。
当日、僕は夜勤明けです。よろしくお願いします。
ビッキー・ホリディです。
さて、去年書き上げた大傑作長編小説の赤入れをしてもらい、それがこの間届きました。拙著『ヤーレン・シャッフル』の解説を書いてくれた友人にお願いしました。
近代日本文学の博士課程の彼女に赤入れをしてもらうということで、めっちゃ緊張していました。恐れ多いしノーギャラだし。で、案の定、原稿は真っ赤に染まっていました。
文章を直すだけで2日かかりました。マーラーの交響曲を聴きながら、死にたい気持ちで直しました。
赤入れしてもらって、「ここの表現はうまくない」とか「これはやめたほうがいい」とか書いてあるのを見ていると、本当に死にたくなります。だって、こっちは当時、面白いと思って書いているわけですから。それがスベったというのはやっぱり恥ずかしいものです。
広島カープのように赤い原稿(←これもスベった)を見ながらせっせとバックスペースキーを叩いていると、なんだか自分は人並みの幸せを享受する資格なんてないのではないかとさえ思えてきます。
寝る間も惜しんで必死で書いた文章を、今度は削っていくわけですから、そりゃ頭だってアレになりますよ。たぶん編集者ってのはサディストなんでしょう。僕はそう思いました。
これだけ直すところが多いと「ふええ、とても受賞なんてできないよう」と思ってしまいがちですが、そこは学生のころから自分の作品を罵られてきた僕です。「こいつはきっと、川端康成の小説でも真っ赤に染めることだろう」と思ってクールに、そうあくまでクールに推敲を続けました。
締切は今月末です。さらにもう一度全体に目を通して、構成を確認していきます。綿矢りさと対談したいがために芥川賞受賞を目論むビッキー・ホリディ!!自費出版の契約が切れ『ヤーレン・シャッフル』が絶版になるいま、彼が取った行動とは!?そして少女の胸のふくらむよりも速く駆け抜ける青春の真実とは!?物語は真のクライマックスに突入!!!
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