U子ちゃんはときどきわからないことを言う
それは彼女がかわいそうな子だから
無垢な気持ちを踏みにじられた
かわいそうな子だったから
いろんなものを見すぎて
世界全部が毒だと言って
闇の帳に閉じこもる
かわいそうな子なんだから
手を差し伸べても光は届かず
重なり合うことはなく
我に光を!と思うのも惨めったらしくて
もしこの気持ちが愛ならば
そんなもの、犬に食わせろ
U子ちゃんは常々慈しむ心を持っている
それは彼女が優しい女の子だから
人の痛みを知っている
優しい女の子だったから
「君を守ってやるよ」と
安い誓いを間に受けて
かいがいしく寄り添う
優しい女の子なんだから
遠くで見つめる彼女の幸せは
奈落への扉の先にある
腕を引く勇気もなく野暮な気持ちで背中を見る
もしそんな思いが愛ならば
うつむいたままこう言うんだ
I love you just like this rain.
Becaus you have a beautiful heart like that flower.
やがて二人が夢から醒めたときには泣いていいよ
そして純情も涙も捨てて手をつないで行こう
見えるかい?見えないだろう、僕らの歩く道
I need you just like the rain for the flower.Forever forever...
U子ちゃんはすべからく人を愛している
だから彼女は太陽のような子なんだ
闇を晴らす天使のような
素敵な女の子だったから
幸せなんて感じ方ひとつなのに
素知らぬ魂にほだされて
情熱を傾けている
純粋な女の子なんだから
時は移ろいやすく季節は流れ
やがて手にすることになる未来
訪れるのは幸か不幸か神のみぞ知る
もしそんな思いで迷うならば
この言葉を捧げよう
Never forget me.
Because I continue loving you forever.
I love you just like this rain.
Becaus you have a beautiful heart like that flower.
I need you just like the rain for the flower.Forever forever...
Forever forever forever...
僕はうつむいてそう言うんだ