試験的にトップに最新5日分の記事を並べておこうと思います。
過去ログはいままでどおりですが、「まとめて読む」のコンテンツを消しました。
そんな感じです。たぶんスマホには優しくない……
ビッキー・ホリディです。
この記事は3日の朝に書いています。今日明日と連休なのです。
せっかくだし本屋にでも行こうかななんて思っているのですが、あんまり外に出る気がしないという。ダリ展もそろそろ終わるので行ってみたいのですが、やっぱり外に出るのがおっくうで……
おこたでぬくぬくしながら本を読んでました。これで2日間が終わりそうな気がしてなりません。それはそれでいいんですけど。
たまには難しい本でも読もうと、ショーペンハウアー全集から『意志と表象としての世界 続編』の続きを読んでいました。こういうときにしかなかなか読めないので。
眠くなるという。
で、休憩がてらこれを書いてます。
そういえばこの間のプレジデントで「毎日が面白くなる『哲学』入門」なる特集が組まれていたので買ってみました。
ショーペンハウアーについての記載はまったくありませんでした。ものすごいフルシカトっぷりです。
なんででしょう。書店でもカントやニーチェなんかは解説本とかいろいろ出ているのに、ショーペンハウアーに関する本は見たことがありません。
「マンガでわかる!意志と表象としての世界」とかあればいいのに。
僕は新潮文庫で出ている『幸福について』という随筆を読んでショーペンハウアーにハマりました。自分以外の哲学者はみんなクソだとでも言わんばかりの毒舌っぷりや、ペシミストらしい、なんていうか「諦めの哲学」とでもいうんでしょうか、最初に
幸福な生活とは何かといえば、冷静にとっくりと考えてみた上で、生きていないよりは断然ましだと言えるような生活のことである。
幸福な生活をこんなふうに考えれば、幸せな生活そのものが動機になっているのであって、単に死の恐怖が動機になっているのではない。
とぶった切ってくれています。それが読んでいて痛快で面白いんです。
ほかにも『自殺について』『読書について』と、たしか両方岩波文庫だったと思うのですが、出ています。首尾一貫して自分以外の人間が大嫌いなんだろうなあ、という感じです。
ちなみにショーペンハウアー全集、普通に買うと7万以上します。OiOiOiって感じですが、僕は奇跡的に神保町で2万ちょいで売っているのを見つけて速攻で買いました。家宝にしています。