Vテキの本スレ、僕が夜勤のときに限って立つ法則。(←じゃあ自分で立てろよ)
ビッキー・ホリディです。
Vテキもついに4周年を迎えましたね。4年前の、Vテキデビューの最初の記事を読み返してみたら「好きな女性のタイプ」の話でした。
4年前か……懐かしいな……あのころは僕も、こう、なんていうか、その、特に思い出すこともありませんが、まあ、この4年間、いろいろありましたね。24歳だった最初、二十代前半のなんにでもなれるあの感じとか、ね。キラキラしたあの感じとかは一切なく、ただ病気の陰性症状ですべてが灰色だったあのころ、そして自費出版、29歳上の上司に恋をして、そして多重債務者となり、弁護士のお世話になるという。去年はダブルワークでたまの休みはオーバードーズという。なんていうか、うん……
Vテキもいろいろありましたね。いろいろあったんですが僕、ROM専なんであんまりこれといったこともなく。激しい論争があったときもちょうど半年くらい放置してたときなんで、気がついたらごっそり人が減ってたみたいなくらいで。
んでいつの間にかこのサイトが一番古いらしく。なんかそんな感じしないんですけどね。もともとVテキに参加する前からやってたってのもあるんでしょうか、まあ、そこはかとなく、いじらしくやってきたわけです。
でも本当なら最古参として王者として君臨し、すべてのサイト管理人を牛耳り、vipではコテハンつけて名を挙げて、YouTubeでは爆笑動画を毎日配信して大人気YouTuberとなり、メルカリでは妊娠種入りミネラルウォーターと称し、ペットボトルに水道水と精液を混ぜたやつを一本3000円で売ってボロ儲けし、クルマはランボルギーニ、住まいは西麻布、遊び場は五反田みたいな、そんな感じになっててもおかしくないんですけどね。なんでそうならなかったんでしょうか。そうならなくてよかった。
実際の暮らしはあいも変わらずです。むしろ一人暮らしなのに家を追い出されそうです。え?誰にって?本にだよ!
積ん読が積もりに積もって、本が本を呼び、家の中はさながらパルプンテです。
最近はろくに外出もしないので、たまにはどっか行ってインスタグラムに写真でも……とか思ったり。ネオギャルの彼女を被写体にいろんな風景を撮りたいなと、ネットでカメラを探してました。トイカメラなんて面白そうだなと思って、比較的安いし、いろいろ調べてました。夜勤中に。
で、今日は誕生日だし、なんか買おうかなーなんて思ってたら、学者先生で人妻の古い友人からいきなり「いま、ベルグソン読んでるんだが、むっちゃかっこいい」と連絡が来ました。ベルセルク?マジか、ああいうのも読むんだへえー……えっ、ベルグソン?だれそれ!?みたいな。
調べてみるとなるほど、確かに面白そう……日本でも大正時代あたりに流行った哲学者らしく、いろんな解説本もあるそうで、ベルグソンの著作を読んでからそういうのを漁るのも楽しそうだなーなんて思って、おすすめを何冊か買いました。
ベルグソン、解説本は確かにいっぱいあって、「ショーペンハウアーは全然ないのになあ……」と嘆いたら、速攻で何冊か分のAmazonのURLが飛んできて。学者ってすげえな!むしろ怖いな!あと、ciniiというサイトを教えてもらいました。日本の論文とか読めるところらしく、ためしにショーペンハウアーで検索したら、出るわ出るわ。これは面白いなあ……小説の資料探しにも使えそうです。ほんとに学者ってすげえな。普段こんなの書いたり読んだりしてんのか。頭おかしいのかな。
明日は休みなので、早速ベルグソンを読みたいところなのですが……資料読まなきゃ……あと9冊(←12冊買った)……できれば3冊は読みたい……それと別に読みかけのコンピュータ(=計算機)モノの本が積まれてるし……あと、いい加減ショーペンハウアー『意志と表象としての世界 続編』も読み終えたいし……マジで冊数多いとはいえ、何年かかってるんだよ……
今日、誕生日で28歳になりました。立派なアラサーです。トイカメラでネオギャルの彼女の写真撮ってる場合ではありません。
カメラではなく、結局ベルグソンを買う。
そんな28歳、どうですか?(メガネクイッ