小説を載せています。よかったら読んでみてください。
【文芸社の「みんなの本町」というオンラインライブラリに掲載されました。自費出版した短編集で、本のほうはいまは絶版となりましたが、探せば中古で売っています】
・長編小説 世に万葉の花が咲くなり (前編)【縦読み文庫(無料)】
・長編小説 世に万葉の花が咲くなり (後編)【縦読み文庫(無料)】
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【ワンマンライブを目前に控えたバンドマンの主人公は、ある夜に酔いつぶれた女を家まで連れて行き介抱した。コートのポケットには「ジョニー・ウォーカー」と書かれた名刺があった。翌朝、女の姿は無く、さらに愛用しているギター、リッケンバッカーも無くなっていた。手がかりはジョニー・ウォーカーという名刺のみ。ギターを取り戻そうと主人公は動き出すが……】
・詩集 鏡の中の男【縦読み文庫(無料)】
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【サイトに載せたのや載せてないのや、詩を中心にいろいろ詰め込みました。全30篇】
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【僕の寝言のせいで彼女とうまくいっていない。どんな寝言なのかと訊いてみても「大したことじゃない」と言うばかり。ようやくその寝言の内容を聞いたとき、僕の中でまた、ふつふつと人間に対する憎悪がこみ上げてきた。】
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【俺はグラスのウイスキーを一気に飲み干して、ケイコを後ろから抱きしめた。ちょっとなんなのと身を解こうとするのをさらに強く抱きすくめ、髪に顔を埋めるようにして首筋にキスをした。やだ、ほんとにやめて。耳を甘噛みするとケイコは小さく悲鳴をあげた。胸を触ると俺の手を払いのけようとしたので、もう片方の手でケイコの両手首を持った。その拍子にケイコの身体は仰向けになり、俺は覆いかぶさるような体勢になり、そのまま唇にキスをした。何回かバードキスをして、今度は舌を絡ませた。手首を離してもケイコはなにもしなかった……(本文より)】